アトリエ 竹日和

竹製品の紹介と日記

アトリエ 竹日和 日々の記し

新しい仲間!

 今回はお知らせです。2点あります。二つ目が本題ですがまずは一つ目。

 

  前回の記事にも投稿した動画教室第二段の「角物バスケット(小)」ですが、さすが角物!さっそくいくつかの材料の依頼を頂きました。大変ありがたいと同時に、思った以上の手ごたえを感じております。

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 そもそも、YouTube上でこのように竹の作品が作れる動画って私の動画教室第一弾の「鍋敷き」も含めて、編みひごだけでできるような簡易的なものしかなかったのです。ですので、こういう本格的なものは希望する方が多くいるのではないかと思っていました。そしてそれは予想通りでした。

 

 ただ、さすがに立派なかごなんで、材料の準備には時間がかかります。まだ大丈夫ですが、さらに注文が来るとなると仕事が追い付かなくなってくる場合もあるかもしれません。そうならないように弟子への仕事の配分をよく考えなければならないです。

 


 そして続いて二つ目のお知らせ

なんと!「新たな弟子ができました!」

 実は半ば当分はできないかもしれないと思っていたのですが、大変ありがたい。
うまい具合に流れは来るものなんですね!
コロナ禍でなかなか教えることができてないですが、家でしっかり練習しているみたいで一安心。

 

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 これで今までの弟子としては3人目(+手伝ってくれる方一人)!最初の弟子だった「船橋さん」は完全独立し、専業で今や注文もひっ迫しており、私からの仕事は私がわがままを言ってなんとかやってもらっている状態。ですが、それも徐々に減らしていって他の弟子に受け継いでもらう形でしたので新しい弟子は本当に嬉しく思います!

 他の弟子も時間をかけながら、本人の望む形で生業として確立していこうと思っております。ここで大切なのは「専業でやっていけれる」という言葉。もちろん実際には専業でなくても構わないのですが、

「他に仕事しないとやっていけません」

「質素倹約しないとやっていけません」

決してあるべき姿ではないのです。志した者が臨む形でやっていくことができる。そしてチーム内の関係もベストな距離で保っていける。それが私が実現したいことなのです。
 もちろん問題はたくさんありますが、YouTubeも始めたり色んな企画に参加したことで、様々な依頼が増え、仕事の幅は広がり続けており、正直、思ったよりも前に進めているな、という実感があります。

 


【プロ、専業でやって行くために重要なこと】


 そして“プロとして”やっていくためには、そのための特別の指導も必要なのです。ただ作れるものを増やしていく、だけではなく、意識すること訓練が伴ってきます。そういった段階にいってこそ“専業”としての真骨頂ともいえる部分になってきます。そして実は“仕事としての良い商品”というのもその中で生まれていくものなのですが、これは実感しないとわからないことだと思います。
 それはときとして大変に感じることもあると思いますが、それは同時に自信充実感に繋がるということも事実です。

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「アトリエ 竹日和」

竹工芸師 西原悟志

YouTubehttps://www.youtube.com/channel/UCppCP6cLquo4y83q_gxDpgA

インスタグラム(商品販売):https://www.instagram.com/satoshi.nishihara.980/?hl=ja

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