今回はこの作品！
バッグです！
いきなり画像を出しました。かなり特徴的で個性的なデザインです！いくつかの特徴があります。
その前に、編み方は「青海編み」という編み方。3本のひごを使う編み方で、最初、戸惑うこともありますが慣れてしまえばサクサク進みます。
そしてこのバッグの特徴は、
１．上に向かって広がっていること
→これはそうなるように編んだからです！均一にコントロールしながら編むのはなかなか難しいです！
２．胴編みの途中に透かしが入っていること
→この編み方はほぼ隙間がない編み方ですので、あえて「透かし」を入れる遊びを加えることで単純な印象にアクセントを加えています。
３．持ち手がついていない！？
→ご自身で革の持ち手を付けるそうで、思案中でしたので先に写真を撮らせてもらいました。
とても特徴的で魅力的なバッグに仕上がったのではないかと思います！！
このように、本当に創造的なものができます！これはオーダーメイドでも難しい。作りながら、形を見ながら、自分の思い描くモノを形創っていく。これは自分で作らないとできない。作っていく過程でも、困難があったり、やり直したり、変えてみたり、いろいろな思いを抱えながら進んでいきます。その作る過程も思い出となり、ストーリーとなる。
これからの「モノと生活」の在り方の可能性の一つとして、このような自身の「想いの結晶」を生活の中に取り入れていくということも意義があるのでないかと思います！
「アトリエ 竹日和」
竹工芸師 西原悟志
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